「前撮りって、こうするべきですよね?」
そんな質問をよく受けます。でも、正直に言うと「べき」なんてないんです。
最近、前撮りに対して「正解」を探している人が増えています。SNSを見て、他の人と比較して、何が正しいのかを調べて。でも、本来前撮りはもっと自由なはずです。
Liberoaがこのブランドを作った理由。それは、前撮りの選択肢をもっと広げたかったからです。ひとつの型にはめるんじゃなく、それぞれの価値観に合った前撮りを選べるように。
このブログでは、前撮りの本質について、できるだけ具体的にお話しします。
なぜ前撮りに「型」ができたのか
前撮りに「こうあるべき」という型ができたのは、ここ数年のことです。その背景には、いくつかの理由があります。
SNSの影響
InstagramやPinterestで前撮りの作品を見る機会が増えました。きれいな作品がたくさん並んでいて、参考になる反面、「これが正解なんだ」と思い込んでしまうことも。
いいねの数、保存数、コメント数。数字が見えることで、「人気のある前撮り=正しい前撮り」という思考になりやすいんです。
比較のしやすさ
情報が増えたことで、比較がしやすくなりました。「A社とB社、どっちがいい?」「このスタイルと、あのスタイル、どっちが人気?」
比較すること自体は悪くありません。でも、比較しすぎると「標準」や「平均」を求めてしまい、結果的に似たような前撮りばかりになります。
ランキング文化
「おすすめ前撮りスタジオ10選」「人気の前撮りスポットランキング」。こういった情報は便利ですが、順位があることで「上位=良い」という判断になりがちです。
実際は、ランキング上位だからといって、あなたに合うとは限りません。価値観は人それぞれなので。
数字で判断する風潮
料金、撮影枚数、納品データ数、撮影時間。数字で比較できる部分だけで判断してしまうケースも増えています。
でも、前撮りの本当の価値は数字では測れません。どんな空気感で撮影するのか、どんな思想を持っているのか。そういった部分こそが重要だったりします。
作品に必要なのは「完成度」ではない

前撮りというと、「完成度の高い作品」を目指しがちです。でも、本当に必要なのは完成度でしょうか。
感情
作品を見返したとき、その時の感情を思い出せるかどうか。これが一番大切です。
きれいに仕上がっていても、撮影中の感情が伝わってこない作品は、時間が経つと色褪せていきます。逆に、技術的には完璧じゃなくても、その時の気持ちが詰まっている作品は、何年経っても心に残ります。
楽しかった、緊張した、照れくさかった、幸せだった。そういった感情が写り込んでいる作品には、温度があります。
空気
その場の空気感が伝わるかどうかも重要です。
どんな光の中で撮影したのか、どんな風が吹いていたのか、どんな会話をしていたのか。そういった空気感は、技術だけでは作れません。
完成度を求めすぎると、空気感が失われることがあります。計算された構図、完璧なライティング。それも素晴らしいですが、その場にあった自然な空気が犠牲になっていないか、考える必要があります。
時間
前撮りは、一瞬を切り取るものです。でも、その一瞬には、前後の時間が詰まっています。
撮影までの準備の時間、撮影中に二人で過ごした時間、撮影後の余韻。そういった時間の流れを感じられる作品は、ただのきれいな作品とは違います。
完成度の高い作品を作ることが目的になってしまうと、その時間を楽しむことを忘れてしまいます。でも、本来は逆です。その時間を楽しんだ結果として、作品が残る。それが本質だと、Liberoaは考えています。
Liberoaが考える前撮りの価値
前撮りの価値とは何でしょうか。Liberoaは、二つの問いから考えています。
誰のために残すのか
前撮りは、誰のために残しますか?
SNSでいいねをもらうため? 親や友人に見せるため? それとも、自分たちのため?
もちろん、どれも間違いではありません。でも、優先順位は明確にした方がいいです。
SNSでの評価を優先するなら、トレンドを意識した華やかな作品がいいでしょう。親に見せることを優先するなら、伝統的で品のある作品が喜ばれるかもしれません。
でも、もし自分たちのために残すなら、他人の評価は気にしなくていいはずです。自分たちが好きだと思える作品、自分たちらしさが出ている作品。それが正解です。
いつ見返すのか
この作品を、いつ見返すと思いますか?
結婚式の直後だけでしょうか。それとも、5年後、10年後、もっと先でしょうか。
すぐに見返すだけなら、今のトレンドに合った作品でもいいかもしれません。でも、長く見返したいなら、時代を超える普遍的な美しさが必要です。
子どもが生まれて、家族が増えて、いろいろなことがあって。そのたびに見返す作品だからこそ、どんな価値を持たせるかを考える必要があります。
Liberoaは、長く見返せる作品を作りたいと考えています。流行に左右されない、あなたたちらしさが詰まった作品を。
価値観によって、前撮りは変わる
ここまで読んで、「じゃあ、結局どんな前撮りがいいの?」と思った方もいるかもしれません。
答えは、あなたの価値観次第です。
Liberoaには、5つの前撮りブランドがあります。それぞれ異なる価値観を持っていて、それぞれに合う人がいます。
選択に意味を求める人(Scelta)
前撮りを「なんとなく」ではなく、
自分たちの意思で選びたい方にはSceltaが合います。
場所、衣装、光、立ち姿。
すべてを感覚ではなく、意図をもって決めていく。
感情に流されず、静かに取捨選択を重ねた先に、
ぶれない一枚が生まれます。
ナチュラルでも、ドラマでも、ミニマルでもない。
「何を残し、何を残さないか」を選び抜いた前撮り。
流行ではなく、美意識に責任を持ちたい方へ。
ナチュラルを求める人(Pili)
自然体で、飾らない前撮りが好きな方にはPiliが合います。
森や海、草原といった自然の中で、ありのままの姿を残す。作り込みすぎず、その場の空気をそのまま切り取る。ナチュラルな雰囲気が好きで、リラックスした撮影を望む方に選ばれています。
日常の延長のような、穏やかな時間を過ごしたい方へ。
物語を残したい人(Sora)
前撮りを一つの物語として残したい方には、Soraがおすすめです。
ドラマチックな構図、映画のワンシーンのような雰囲気。ただの記録ではなく、二人のストーリーを作品として表現します。感情の起伏、二人の関係性、その時々の空気感を物語として紡ぎます。
ストーリー性のある、ドラマティックな作品を求める方へ。
洗練を選ぶ人(Aura)
シンプルで洗練された前撮りを求める方には、Auraが向いています。
余計なものを削ぎ落とし、本質だけを残す。都会的で、ミニマル。情報量が少ないからこそ際立つ美しさを大切にします。大人っぽく、品のある作品を望む方に選ばれています。
上品で、時代を超える美しさを求める方へ。
リアルを大切にする人(Reala)
ありのまま、飾らない瞬間を残したい方には、Realaがぴったりです。
完璧を求めず、その時のリアルな姿を残す。ぎこちなさも、照れも、すべて含めてあなたたち。作られた作品ではなく、生きた瞬間を切り取ります。前撮りが苦手な方でも、自然体でいられる撮影スタイルです。
飾らない、人柄が出る作品を求める方へ。
※各ブランドの詳細は、それぞれのページでご確認ください。
前撮りに正解はありません。
大切なのは、他人と比較することではなく、自分たちに合う選択をすること。あなたの価値観は何ですか? どんな作品を残したいですか?
Liberoaは、その選択を応援します。自分たちらしい前撮りを、一緒に見つけましょう。

